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風しんについて

風しんについて

2018/02/23
健康豆知識

去る、2月4日は「ふう=2しん=4」の日!ということで、
風しんゼロをめざすイベントが各地で行われました。
特に注目されたのは・・成田国際空港内にて、風しん専門家とのトークショー・無料の相談窓口・
抗体検査の実施などがあり、「より多くの人が風しんの抗体を持っておくことの必要性」を強く訴えるための
多種にわたるイベントでした。

なぜ、成田空港において「風しんのイベント????」と思われるでしょう。

答えは、日本土着の(国内で発生した)風しんウイルス以外に、
近年、海外渡航(滞在)時に感染し、
帰国した際に日本国内へ持ち込まれる例が増えていることによります。
厚労省は「2020年までに風しん排除」の達成を掲げおり、
一年以上「日本土着の風しんウイルスの流行が起こらない!!」
ことを目指しています。更に、海外からの持ち込みウイルスを減らすために、
渡航者へ「風しん抗体の必要性について」
広く理解してもらうことも重要課題なのです。

「風しん」は、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。
高熱や発疹などを起こしますが、重症になることは稀です。
しかしながら、妊婦さんが妊娠初期に「風しん」にかかった場合、生まれて来る子どもに
難聴や白内障、心臓の病気などが起こる「先天性風疹症候群」という病気があります。

これはドラマ化もされた「コウノドリ」というお話の中に、「先天性風疹症候群」の女の子が描かれており、
このエピソードをご覧になった方も多いかと思います。

「風しん」は決して昔の病気ではなく、流行時には1万4千人以上が罹患した近年があります。
そして同時に「先天性風疹症候群」も多く発生しています。

予防対策はスバリ「ワクチン」です。麻しん風しん混合ワクチンを2回接種すると、
99%以上の人に抗体ができ、風しんウイルスから身を守ることが出来るのです。

◆対象年齢の方は公費負担でうつことができますし、自費ならばいつでも接種可能です。

◆各種ワクチンについては、いつでもお尋ねくだださい

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