乳幼児から高齢者まで全額無料で受けられるもの、または一部負担をするものなど
各種の「予防接種」があり、現在では国民のワクチン接種への意識・認識は高まっているようです。
WHOによる世界ポリオ根絶計画が存在し、1960年初頭に生ワクチンが普及し始めたことにより、1980年には日本国内で野生株によるポリオ患者は発生しなくなったとのことです。
ポリオウイルスは、口から体内に侵入し咽頭や小腸粘膜で増殖します。
感染しても90-95%は発症しませんが、4-8%程度で風邪のような症状が表れて、中には手足に麻痺のような状態が一生残ることもあります。
しかし、国内でポリオ患者が発生しなくなったことでポリオが流行する可能性は低く、2012年より予防注射による不活化ワクチンが使われるようになりました。
ポリオ根絶へ大きく近づいているということです。
同じように”麻しん・風しん”の根絶も可能であるとの見通しのようですが、まだまだ道は遠く現在でも国内での感染が拡大しています。
このHPで以前にも書いた「妊娠中”風しん”にかかると、お腹の赤ちゃんに先天性心疾患・白内障・難聴が生じてしまう”先天性風しん症候群”」が今年も発生している残念な現状です。
皆さんができることは、全員が抗体をもち”風しん”にかからないようにすること、そうして感染拡大を阻止すること、です。
本年4月から始まった「風しん無料抗体検査クーポン」を受け取った方は、
必ず!医療機関へ出向いてください。
抗体検査もその後の結果によるワクチン接種もすべて無料です。
また妊娠を考えている女性・そのパートナーに対しても同様となります。
ポリオに続け!風しん根絶!!!
One for all, All for one「一人はみんなのために、みんなは一人のために」