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食中毒のおはなし

お知らせ 2017年 06月 14日

【ボツリヌス菌】

 現在知られている自然界の毒素の中では最強です。都合の悪い環境になると自分の周りに殻(芽胞)を作って身を守ります。
一度殻を作ってしまうと手に負えず、100℃で長時間加熱しても滅することができません。
 そして、この菌は酵素のない状態が最も得意で、無酵素環境にて増えていきます。
酵素がない・・・・といえば真空パックや缶詰なのですが、これらの食品からは食中毒にはならない!!と、思っている方は注意が必要です。
     万が一真空パックや缶詰が膨れていたり、開封した時に異臭があったら絶対に食べないでください。
     こんなときは「ボツリヌス菌」がガスを出して増殖しているサインなのですから。

  また「乳児ボツリヌス症」というのがあります。   
  一歳未満の乳児は腸内の状態が未発達なので「ボツリヌス菌の芽胞」が入り込んだ「はちみつ」を食べると、
  腸の中で毒素が産出されて重篤なことになります。
        大人は「ボツリヌス菌の芽胞」を食べても腸に届くまでにやられてしまうので問題ありません。

【ウエルシュ菌】

 たくさん作った煮物や、スープ、カレーの鍋の中で増えていきます。
カレーなどを一度に食べきらず、残った鍋の中(=徐々に冷めていき40~50℃くらい)は「ウエルシュ菌」にとって好条件。
一気にドバっと仲間を増やします。
鍋いっぱいの料理を作ったときは、小さな平たい容器などに小分けしてできるだけ早く冷ましましょう。
そして、また鍋で温めるときは、鍋の底に酵素を送り込むようにしっかりかき混ぜてください。
ゆっくり、じっくり、しっかりと温めるのがポイントです。この対策は「ボツリヌス菌」も同じです。

食中毒の元となる菌は数多くあります。でもその発生状況や対策などを知っておくことで、ある程度中毒を防ぐことができます。
梅雨のジメジメが始まるこれからの季節、手洗いはもちろん、可能な限り消毒なども併せて行うと良いでしょう。

 

 


 

 

 

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